アピール

2016年4月18日 (月)

アジア民衆との連帯の上に、5月伊勢志摩サミット反対に立ち上がろう!

 2月27~28日に京都市内でAWC第4回国際総会がかちとられました。アメリカや韓国、フィリピン、インドネシア、台湾等の諸国・地域からの参加があり、成功を収めました。新自由主義に反対する共同闘争の推進、帝国主義の侵略戦争に反対する、米国主導の軍事同盟に反対しアジア太平洋地域からの米軍総撤収を目指す、核兵器と原子力発電所に反対する闘いの推進、日本の歴史歪曲反対、各国・地域の民衆の闘いへの相互支援推進等の内容を確認しました。
 首都圏では3月1日に、韓国アルバイト労働組合、米国アンサー連合を招いた交流集会を渋谷勤労福祉会館において行い、青年を中心に討論・交流を行いました。
 私たちは、こうした闘う全世界人民との具体的・実践的連帯を運動の要に据え、アジア太平洋規模における反戦・反帝闘争を推進していく決意です。
 3月17日、史上最大の米韓合同軍事演習「キーリゾブル」と「フォールイーグル」が強行されました。私たちアジア共同行動(AWC)首都圏は、朝鮮半島における戦争重圧を高めるようなこの軍事演習を徹底的に弾劾します。対共和国敵視政策を全面的に発動させた戦争挑発は、朝鮮半島のみならず東アジア全体を危機に陥れるものであり許すことはできません。私たちは韓国民衆の反対運動に連帯して米大使館抗議行動を闘います。
 安倍政権が沖縄との和解に応じ、辺野古新基地建設を一時中断する決定を下しました。しかしながらこの和解については様々な評価があります。私たちは、沖縄人民の闘いに連帯し、あくまでも辺野古新基地建設反対を貫く現地闘争を闘いぬきます。
 本年5月には伊勢志摩サミットが強行されようとしています。私たちは新自由主義―生活破壊を許さない闘いとして、帝国主義強盗会談開催に断固として反対していきます。そして今回のサミットでは「対テロ戦争」が主要なテーマとして設定されています。戦争法体制を強行成立させた安倍政権にとっては、伊勢・志摩サミットは朝鮮侵略戦争に向けた橋頭堡にほかなりません。
 私たちは、闘うアジア人民―全世界人民との実践的・具体的に連帯していく立場から伊勢・サミット粉砕を闘いぬきます。国内で闘う諸団体とともに首都圏での闘いや現地闘争を担っていきます。5月サミット粉砕に勝利しよう!

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