活動報告

2014年7月 3日 (木)

7.1集団的自衛権行使の閣議決定弾劾!安倍政権を打倒しよう!

 7月1日午後5時からの臨時閣議で、安倍首相はついに、「集団的自衛権行使容認」の解釈改憲を宣言しました。絶対許せません!「侵略戦争をする国」へ転換です。こんな重大な政策変更を、安倍は公明党との密室協議で決めたのです。

 首相官邸前では朝から抗議行動が始まり、夕方からは仕事帰りの市民が続々と合流しました。みんな「独裁者」「ファシスト」安倍に本気で怒っています。青年たちはドラムに合わせて「ファシスト消えろ!」と連呼し、夜中まで徹底弾劾しました。

 私たちAWC首都圏も、立ち上がる青年たちと団結しつつ、一刻も早く安倍政権を打倒したいと思います。国境を越えアジア民衆とも固く連帯しながら、「侵略戦争をする国」への道を阻止していきましょう!

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2014年6月21日 (土)

6・1入管学習会

61日曳舟文化センターにおいて、「朝鮮学校の国賠訴訟を支援しよう! 安倍政権の朝鮮学校『無償化』はずしを許すな! 入管体制と排外主義について考える61入管学習会」がもたれました。主催はアジア共同行動首都圏です。

学習会は首都圏事務局のあいさつで始まりました。

事務局は「AWCは入管問題、朝鮮学校無償化除外問題や差別排外主義政策に対して、国際主義を対置して闘う」と述べました。さらに、615日の国際連帯集会を提起し、この集会への結集を呼びかけました。

 次に「朝鮮の子」という映像が上映されました。この記録映画は1950年代に在日朝鮮学校やPTA連合会を中軸とした制作委員会によって作成された映画です。当時、東京都教育委員会は都立朝鮮人学校の廃校を一方的に決めており、これに対抗する運動として朝鮮学校の生活を通して民族教育の意義を訴えた映画でした。主な舞台は枝川です。

 次いで「外国人登録法・入管法を考える荒川の会」の方から、安倍政権による入管体制批判をテーマにした講演がなされました。現在の入管体制が批判されるとともに、「技能実習制度の拡充」という差別的移民政策の批判が話されました。

 次に「朝鮮学校『無償化』実現運動の状況と今後の方針」ということで、無償化実現運動に携わっている方からの講演を受けました。

 先ほどの「朝鮮の子」の時代背景と以後の教育闘争史が語られ、そしてこの闘いが現在の「高校無償化」をめぐる闘いに継承されていることなどが話されました。そして、無償化実現運動における大阪・愛知・広島・福岡・東京各地の裁判闘争とその争点について報告がなされました。

 若干の休憩を挟んで、質疑討論がなされました。

 質疑では、反ヘイトスピーチ運動に携わっている方から闘いの報告と、この運動に対する評価について質問がなされました。そして、部落解放同盟の方から「朝鮮の子」上映に関する思いと被差別部落の生活との類似点などが話されました。また、組合運動を担っている「青年」の方から、東京オリンピックに向けて先程の「技能実習制度の拡充」という差別的移民政策が実際に強化されようとしていることが報告され、労働組合としては「労働者使い捨てのオリンピック『緊急処置』反対」を掲げて闘うということが報告されました。さらに、あすじゃの仲間が今年も「統一マダン」に関わることなどの報告をしました。

 そして、本学集会の最後に、改めて朝鮮学校の無償化除外を許さず、朝鮮学校の国賠訴訟を支援することを全体で確認しました。

5・11「復帰42年糾弾!沖縄基地強化を許さない」集会

Photo_3  515を目前に控えた510日、一坪反戦地主会関東ブロックの総会があり、ヘリ基地反対協共同代表の安次富さんによる「復帰42年糾弾!沖縄の基地強化を許さない」と題する記念講演会が行われました。

 私たちAWC首都圏の仲間も515沖縄現地闘争を控えて、本講演会に参加しました。

 安次富さんは、「現在の沖縄は自己決定権および生存権を問われている状況にある」「米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去、県内移設断念等を求めた『建白書』は沖縄県議会各会派と市町村長・議長が署名したものである。にもかかわらず、現政権はこれを無視し、逆に428日-サンフランシスコ講和条約発効の日を『主権回復の日』と定めた。」

「名護市長選では辺野古基地反対の稲嶺市長が再選した。これに先立つ201312月には仲井眞知事が埋め立てを容認してしまっている。こうした状況にもかかわらず市長選で勝利したことの意味は大きい。それは沖縄の保守経済界が基地建設に疑問を抱き、稲嶺支持に回ったからだとも思う。」

「しかしそれでも、510日の読売新聞では『辺野古工事秋には着工』という報道がなされた。201412月の県知事選の前に着工をするならば、現政権が仲井眞では勝てないと踏んでいるということだと思う」「辺野古のボーリング調査が、今年の6月か7月に行われる。9月の名護市議選への影響を避けようという考えでもあるだろう。」

「辺野古沖を世界自然遺産に組み込もうという動きがある。今後は知事選の結果などを考慮しながら、米国への意思表明や国際的支援を呼び掛けていきたい。」「カリフォルニア州連邦地裁が、普天間米軍基地の移設計画がアメリカ文化財保護法に違反していることを認めたジュゴン裁判が新たな局面に入る。」

「私は、埋め立てやハコモノ建設に何千億もの税金を使うべきではない、と改めて思う」と講演しました。

 私たちはこうした講演の中から現在の沖縄現地闘争の意義を確認し、515沖縄現地闘争に赴きました。

5・1韓国メーデーに参加

Photo_2 51日、韓国のメーデーに参加した。

最初、アルバイト労組の集会に参加した。場所は繁華街の鐘路(チョンノ)。黄色いTシャツとスカーフを付けた200人余りの若い労働者が路上に座り込み、発言者の話を聞いている。皆、20代のようだ。集会が終わり、歩いて、観光客の多い明洞(ミョンドン)に移動し、そこでも集会を開いた。コーヒーのチェーン店やコンビニエンスストアで働いている人たちが、サービス残業や低い賃金など、ひどい労働条件を弾劾した。

集会が終わり、民主労総主催の集会が開かれているソウル駅前広場に移動。しかし、集会は終わりかけだったので、デモ隊列が来るのを途中で待った。

数万人の労働者が街頭行進に出た。途中、障碍者差別撤廃連帯(韓国語の表記は「障碍者」――訳注)の人たちが警察の妨害に会い合流できないということで対峙し逮捕者の出る事態が起きた。民主労総は足を止め合流できるまで待つとアナウンス。結局警察が引き合流が実現してデモ行進も再開。私たちも合流。

 デモ終了後、今度は事務所に移動し、アルバイト労組の人たちの話をじっくり聞いた。

 日韓の労働者、特に青年労働者が抱える問題はほとんど同じだ。交流と連帯をさらに進めていこう。そして、日本でも、青年労働者の運動を作り、発展させていくことが私たちにとって最重要の課題だということを再確認し、物質化していこう。

4・23オバマ来日弾劾闘争

Photo 4月23日、オバマ米大統領がアジア歴訪のために日本にやってきた。われわれはオバマ来日を日米における軍事同盟の強化として位置づけ、反戦闘争実行委員会の諸君とともに断固とした抗議闘争に決起した。

結集地点には、警視庁の公安担当がすでに数十名規模で張り付き、我々を監視する。警視庁は、結集地点からアメリカ大使館にむかう舗道で、完全に止めていかせないと、われわれに弾圧を通告してきた。

勢力の陰りが見えてきたアメリカ帝国主義の頭目のオバマ大統領は、アフガニスタン戦争を続け、中東・アフリカで軍事出動をつよめ、シリア攻撃をねらい、ウクライナ権益をめぐるロシアとの攻防、対中国への「再均衡戦略」としてアジア軍備強化をすすめ、なによりも朝鮮戦争策動の続行、東南アジア支配の巻き返しなど、世界の侵略支配をはげしくしている。世界中の反帝闘争・労働者人民解放運動との国際主義的連帯の立場を貫くうえで、オバマ打倒の直接行動は最低限の国際主義の責務である。

くわえて安倍がアメリカ帝国主義との集団的自衛権行使の解釈改憲攻撃へ大きく舵をきり、日本をして、アジア侵略戦争を行なえる帝国主義への大転換をクーデター的に強行すること、これをオバマ来日・日米首脳会談で行おうとしている。中国や朝鮮民主主義人民共和国と日米の戦争対決を準備する集団的自衛権行使強行、日米新ガイドラインが狙われている。同時に、TPP合意に向けた摺合せが一挙にすすみ、米日の独占資本の生き残り競争の激化と新自由主義の拡大強化によって、農業・農民、労働者の生活と権利、医療保険など社会保障制度、金融などが多国籍企業・大資本によって破壊的に食い物にされようとするのである。

とりわけ、沖縄の普天間基地固定化、辺野古新基地建設攻撃、高江ヘリパッド建設激化、与那国島や宮古島、石垣島などへの自衛隊配備強行など、日米の沖縄差別軍事支配がつよまること。岩国基地強大化、京都への米軍Xバンドレーダー基地建設、神奈川の基地強化などが進もうとしている。

オバマのアジア歴訪・日米首脳会談などによって、われわれやアジア各地人民の生活と民主的権利や平和的生存権が破壊され、蹂躙されるのである。ぜったいに許せない。

抗議行動の開始で舗道に出ようとしたところ、地下鉄と出口の間で警察権力が一方的に封鎖し、われわれの正当な抗議と抵抗の権利にたいして、源泉封鎖の暴挙を行ってきた。われわれはこの弾圧に対して徹底的に抗議した。ついに、舗道まで出ることを実力でかちとり、抗議集会を行っていった。労働運動活動者評議会のなかま、派兵反対実、そしてアジア共同行動首都圏のなかまが警察権力の重包囲と対決し、オバマ来日・日米首脳会談への抗議や安倍政権打倒を街頭の市民に熱烈に訴えていった。

さらに、抗議要請文をよみあげ、闘いを貫徹した。

2014年3月15日 (土)

「フクシマを忘れない!さようなら原発 3・15脱原発集会」に参加

20140315_141158_2  東京・日比谷野外音楽堂で開かれた同集会に、私たちAWC首都圏の仲間も参加しました。市民ら約5500人が結集。入り口でAWCのビラを撒き切った上で、会場に入りました。
 集会では福島から武藤類子氏、呼びかけ人として大江健三郎氏、澤地久江氏、賛同アピールとして元宇宙飛行士の秋山豊寛氏が発言しました。
 武藤さんが「事故の収束は程遠く、汚染水は垂れ流し。子供たち74人が甲状腺がんにかかっています。原発災害関連死は、津波による死者を上回りました・・・」と切々と語っています。改めて放射能汚染被害は現在進行形であること、“フクシマを忘れない”ことが突きつけられました。
 大江氏や秋山氏のスピーチには「責任」という言葉が共通していました。「安倍首相は責任を取るといった。それならば来年9月までに(責任をとって)辞めてもらいましょう」「武藤さんのような生き方が人間らしい責任の取り方だ」(大江氏)。「原発事故の責任を一体誰が取ったのか!責任を取らない人を認めない社会にしよう」(秋山氏)。
 「被ばく労働を考えるネットワーク」のなすびさんは被ばく労働者が東電、下請け企業(前田建設)、政府(経産省、厚労省)に昨日、統一要求を掲げた春闘を行ったことを報告。「被ばく労働者は累積20ミリシーベルトで解雇される。これは毎年0.1%の人がガンになる確率だ。0.1%と言っても、3000人の労働者のうち3人はガンになるということだ。その3人は収束作業で死ぬことが前提になっている。しかし収束作業をしなければ再び臨界になる。私たちはある割合の人々を犠牲にする社会にしてしまった」と痛恨の思いを込めて語り、参加者に対しこう訴えました。「『収束を急げ』とは言わないでほしい。『労働者の安全を第一に、慎重に作業をせよ』と言ってほしい」。
 続いて、いわき市などから今朝、第五福竜丸館を経て、「フクシマ連帯キャラバン隊」が会場に到着し、参加者の拍手で迎えられました。全港湾など労働組合の青年たちが福島現地で交流したり、徒歩で移動して反原発の情宣に取り組んだそうです。
 集会の後は東京駅まで1時間弱のデモ。日差しが暖かくデモ日和でした。通過点の東電前では「東電解体!事故の責任を取れ!」と怒りのシュプレヒコールを上げました。
 安倍政権・電力会社による原発の再稼動―輸出、事故の無責任を絶対許さず、反原発のたたかいを徹底させていきましょう!

2014年3月11日 (火)

3・11経産省抗議行動

2  311から3年目の3月11日に経済産業省前で、原発再稼働に反対し全ての原発の廃炉を求める抗議行動が行われました。経産省前テント主催。
 まず、主催者として渕上さんがあいさつのマイクを握り、8日に福島県いわき市で行われた「原発のない福島を!県民大会」について述べました。福島県双葉町から東京へ避難している人は政府と東電を強く批判しました。数日前の福島県での集会で高校生が「大人は責任を取れ!」「私達には新しい社会を作る義務がある」と発言したそうです。たんぽぽ舎の柳田さんは、鹿児島県の川内原発が再稼働第一に号になりそうだと報告しました。
 集会後、再稼働阻止と全原発廃炉の願いを込めて100人の参加者が300個の赤い風船を飛ばしました。
1  この日は韓国でも左派労働者会、AWC韓国委員会、青年左派など諸団体が抗議の記者会見を開き、夜には抗議デモを行いました。原発に反対する国際連帯の輪は確実に広がっています。国際主義の力で日本政府の進める原発の再稼働と輸出を阻止しましょう。

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