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2019年6月22日 (土)

AWC韓国委員会の仲間への不当な入国拒否に対する抗議声明

AWC韓国委員会の仲間への不当な入国拒否に対する抗議声明

 

福岡空港入管は、AWC各地実行委員会などが全国6か所で開催する一連の国際連帯集会(6月アジア共同行動)に参加するために本日(621日)午前に福岡空港に到着したAWC韓国委員会運営委員イ・キョンジャさんに対し、不当にも日本への入国を拒否した。彼女は現在、法務大臣に対して異議申し立てを行っており、福岡空港入管の施設に収容されている。私たちは、G20大阪サミット開催に先立つ安倍政権のこの不当な入国拒否弾圧を強く糾弾するものである。

 

イ・キョンジャさんは、これまで何度も日本を訪問してきたが、今回は福岡空港の入国審査でそのまま別室に連れていかれ、G20特別警戒と書かれた名札を付けた職員が何度も出入りする中で、1時間以上も、「なぜ10日間も旅行するのか」「宿泊先はゲストハウスなのか」「詳細な旅行日程を出せ」など強い態度で言いがかりを付けられた上、すでに写真や指紋提供も済んでいるにもかかわらず「個人識別情報未提供」として口頭審理と、長時間にわたる、しつような旅行カバンの捜索を受けさせられた。

 

福岡空港入管の職員が口頭審理で、「G20大阪サミットの反対集会やデモに参加するのではないか」と高圧的な態度で問いただしていることが示すように、今回の入国拒否がG20大阪サミットを控えて海外の社会運動活動家の日本入国を遮断しようとする政治弾圧であり、労働者・民衆の国際連帯運動に対する弾圧であることは明らかである。

 

福岡空港入管はまた、彼女のインターネットアカウントからコピーした記事を見せ、彼女の韓国内での活動や、現在進行中の裁判について事実かどうか認めよと強制した。この裁判は、所属する反核運動団体が核廃棄物ドラムの模型を使って行ったパフォーマンスに対し、何と16か月の不当求刑がなされているものだ。無数のインターネットアカウントの中から、これらの記事を引き出して示したことは、当局が以前から彼女を追跡調査していたことを証明するものに他ならない。またそれに続いて行われた長時間にわたるカバンの捜査は、「まことに恥辱に満ちたもの」だったという。私たちは、このような人権を踏みにじる福岡空港入管の行為に対し強く抗議し、責任者の謝罪を求める。

 

そのような3時間におよぶ人権無視の調査の果てに下された今回の入国不許可の理由は、入国カードに記入された来日目的の立証がない、という前代未聞のものだ。これは一体どういうことなのか?この決定をした福岡空港入管の藤田智幸特別審理官は、これに答える責任がある。あなたが根拠として上げた入管法第712号の別表1では、短期滞在の場合は、「本邦に短期間滞在して行う観光、保養、スポーツ、親族の訪問、見学、講習又は会合への参加、業務連絡その他これらに類似する活動」などが幅広く認められているではないか。理由にならない理由をあげて、まったく恣意的・一方的に入国を拒否していると批判されても当然だ。

 

安倍政権が、やれ観光大国だ、インバウンドだと騒ぎたてるその口の乾かぬうちから、G20サミットという虚しい大規模イベントの陰で、平和や真の相互理解を求めて来日する人々を問答無用の入国拒否で締めだそうとすることは、安倍政権の排外主義的姿勢を端的に示すものであり、絶対に許せることではない。

 

今回の入国拒否は、明らかにG20大阪サミットのための政治的弾圧であり、人権じゅうりんであり、平和と相互理解を求める世界の民衆への敵対である。不当な入国拒否を撤回し、ただちにイ・キョンジャさんを入国させよ。以上、抗議する。同時に私たちは、国際連帯運動に対するこのような弾圧にもかかわらず、6月アジア共同行動の集会を各地で成功させ、貧困と抑圧を拡大するG20阪サミット反対闘争を国際共同行動として勝ち取るために全力でたたかい抜くことを明らかにする。

 

                                                2019621

                                     アジア共同行動(AWC)日本連絡会議

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