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2016年5月21日 (土)

【交流討論会】韓国から見た日本の『戦争と平和』

  • 日時:6月10日(金)18:00開場 18:30開会
  • 会場:渋谷区勤労福祉会館・第2洋室
  • 講師:「平和と統一を開く人々」(ピョントンサ)代表 高永大(コ・ヨンデ)さん
<主旨>
 戦争法は、昨年上程されて成立し、今年3月に施行されました。自衛隊が世界各地に送りこまれようとしています。これに対して、全国各地で反対の声と行動が巻き起こり、今も続いています。
 しかし、そのほとんどが、「自衛隊=日本人を殺させるな」「日本を米軍の戦争に巻き込ませるな」という日本一国の範囲での、「日本人=被害者」という論理に基づいているのも事実です。
 それでいいのでしょうか?
 戦争法により派兵される自衛隊は、送りこまれる国・地域の人々から見れば、米軍と一つになった外国軍です。自分たちを殺し、生活を踏みにじる可能性のある侵略軍にほかなりません。
 戦争法は、侵略戦争法です。「国益」即ち1%の支配者の利益のために99%の労働者人民が戦場に送られ、他の国・地域の労働者人民を殺し、同時に、自分たちも死んでいく血塗られた法律です。私たちが再び加害者=「殺す側」にならないことを土台に据え、自衛隊出撃の対象となりうる国・地域の人々と結びつくことを合わせた、加害者拒否の論理と国際連帯の立場に立ってこそ、戦争法と侵略戦争国家化を根底的に批判でき、また、打ち破れるのだと考えます。
 講演する「平和と統一を開く人々」は、韓国最大の平和統一団体です。梅香里(メヒャンニ)爆撃場閉鎖、米軍装甲車による女子中学生轢殺事件弾劾、平澤(ピョンテク)米軍基地拡張反対、済州島(チェジュド)海軍基地建設闘争など、反戦反基地闘争の先頭に立ち続けてきました。数年前には国家保安法による不当な弾圧にも屈せず、無罪判決を次々に勝ち取りました。そして今、ミサイル防衛システム「サード」設置反対と並んで、戦争法に基づく日本の再侵略と秒読み段階に入った日韓軍事協定締結に反対する運動を展開しています。
 韓国民衆の抵抗の闘いと論理、日本の現状に対する見解、国境を越えた民衆連帯の可能性など、その話を聞いていただければと思います。
主催:AWC首都圏

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